2006.8.7 BR&J BECK ISOSTIGMAR, Ernostar, Cooke 4in/2のテスト
Test of BR&J BECK ISOSTIGMAR, Ernostar, Cooke 4in/2


R&J. BECK PATENT 871559 9.5 IN ISOSTIGMAR f 6.5 No 113434


貼り合わせのないダブルガウスレンズにありがちな強いフレアを中央に一枚凹レンズを入れることにより回避しているようです。コーティングのない5群5枚のレンズですが、遠景に空が入ってもコントラストが落ちません。クローズアップもシャープです。右下の写真はピクセル等倍。

”写真レンズの歴史”(ルドルフ・キングズレーク著、雄倉保行訳、朝日ソノラマ)からISOSTIGMARに関する記述を引用させて頂きます。
”この型の(メニスカス単エレメント4枚構成のレンズ)改良で面白いのは、ダブルガウスの中央の空気間隔に薄い凹のエレメントを入れる設計である。これはロンドンのベック(Beck)社が1906年に、アイソスチグマー(Isostigmar)レンズとして発表したのが最初である。アイソスチグマーは上記の7シリーズが製造された。”


Ernemann Anastigmat "ERNOSTAR" 1:2 f=10cm 151022 D.R.P




天気が良い日のエルノスターの描写。近所をぶらぶらしてスナップしてみました。右側の写真はすべてピクセル等倍。高い解像度がお分かり頂けると思います。ちょっと絞って撮影しています。


TAYLER-HOBSON 4 INCH f/2 COOKE COPYING 741016 M=1

このレンズはまっすぐに使うとシャープなのですが(私の蛇腹ではこれが難しい)、ちょっとあおるとものすごいコマ収差が出ます。説明的な写真より、心情描写のような表現に向きそうです。