2007.1.14 Enoshima

Ernst Leitz Wetzlar Hektor f=13,5cm 1:4,5 No 196165
Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75 T 3771480
Voigtlander&sohn, Braunschweig No 82853 Heliar 18cm 1:4.5 D.R.P. 124934
Carl Zeiss Planar 1,7/50 T* 6798214

EOS 5Dはシャッター故障のため修理中で今日は久々に10Dを使用。5Dに慣れてしまうと、起動が遅い、シャッターのレスポンスが悪い、 高感度のノイズがひどいなどの問題が目に付くものの、いまだ十分現役で使えます。撮像素子のサイズもデータのサイズも5Dの半分なので、 たくさん撮影できて、まさにハーフカメラです。暖かかったせいもあって、至って快調。

Ernst Leitz Wetzlar Hektor f=13,5cm 1:4,5 No 196165

ライカのレンズは高いというイメージがありますが、中望遠はファインダーが見づらいらしく人気がないそうです。その中でもこのヘクトール13,5cmは不人気の筆頭で、きれいなものでも大変安く買えることにやっと気づきました。遅い。1933年発売で。この固体は1934年(昭和9年)製造のようです。トリプレット改良版で、中玉を貼りあわせにした3群4枚です。ヘリコイドとレンズ本体が分離できるため、EOSへの移植は至って簡単。とにかく、よく写ります。右側はピクセル等倍ですが、十分解像しています。4x5の標準レンズをヘリコイドの先に取り付けた感じです。


順光でも逆光でも安定してコントラストの高い写りです。ピントも合わせやすい。非常にコストパフォーマンスの高いレンズです。


Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75 T 3771480

左の写真は無限遠の点光源。右はグルグルぼけ。EOS 10D、ピクセル等倍。
昭和28年よりは前のビオター75mmです。ツアイスの戦後のレンズは製造年がはっきりと分かりません。 このレンズの1938年から1953年までの間に200本作られて、これはそのうちの80本目に作られたらしいのですが、 それ以上は分かりません。相場よりかなり安かったので買ってみたのですが、使ってみると開放では 期待通りの収差が出て大満足。ビオターにもグルグルぼけるレンズがあることを確認できたのでした。 開放でも普通は収差は目立たず、ちょっと絞れば非常にシャープになります。

Tコーティングがですので、左の写真のように逆光に強いのですが、直射日光がレンズに入ると、 右の写真のような見事な虹が出ることもあります。こんな立派な虹を見ると、うれしくなります。 デジタルだとフィルムを浪費しないので、心が広くなります。

開放の描写。

ボケの花。

江ノ島の大道芸人。大変人気があり、多くの人が見ていました。面白かったので、最後に帽子の中に見物料。開放で柔らかく写すもよし、絞って使うもよし。まさに万能レンズですね。

F4.0位で撮った写真をパノラマ合成してみました。こんな景色ならフルオートで繋がります。


Voigtlander&sohn, Braunschweig No 82853 Heliar 18cm 1:4.5 D.R.P. 124934

ヘクトールのヘリコイドが余ったので、ヘリヤー18cmを入れてみました。ちょっとどこかで内面反射が起こっているようです。 ヘクトールに比べると、かなりコントラストが低いです。本当はアポランター150mmを入れたかったのですが、惜しくも無限遠出ず。


Carl Zeiss Planar 1,7/50 T* 6798214

近景はすばらしい解像度を示すヤシカ製のプラナーですが、残念ながら無限遠が出ておらず、遠景はだめです。たぶん調整が狂っているのですが、 プラスティックのマウントは調整の余地が全くなさそうです。少し鏡胴を削って縮めるか、EOSマウントと交換するかの強硬手段が必要のようです。