2007.5.4 Nihon Minkaen
生田緑地 日本民家園

TAKUMAR/6X7 1:2.4/105
Carl Zeiss Jena Planar 1:3,6 F=110mm Serie Ia
Ernst Leitz Wetzlar Summar f=8cm 1:4,5


新作の"岸本式デジタルバック ミニ6x8" を持って、自転車で生田緑地の日本民家園に。 片道約一時間。坂が多くて、いい運動になります。”ミニ6x8”は小型軽量なので、助かります。

”岸本式デジタルバック ミニ6x8”がリヤシフトでどの程度の画角を捕らえられるかというと、このくらいです。レンズか1889年製のCarl Zeiss Planar 110/3.6。中央の一枚がEOS 5Dの約 36mm x 24mm のエリアです。多少トリミングしても 6x8cmをカバーできます。左上が階段状になっているのは、慣れないせいで、慣れればきちっと長方形になります。 逆光でフードをつけていないため、中央上部にフレアが出ています。

"岸本式デジタルバック ミニ6x8" + Takumar 6X7 105/2.4 (絞り開放)

ピントは後ろの家に合わせています。F2.4開放のため、手前になるほどボケが大きくなるのが良く分かります。

"岸本式デジタルバック ミニ6x8" + Carl Zeiss Planar 110/3.6(1899) (絞り開放)

ピントは手前の家に合っているようです。F3.6開放ですが、手前の石垣でも、 あまりボケていないですね。フレアの具合はTakumarと似たようなもの。 残存コマ収差の影響と思われる光のにじみが画面全体に見られます。35mmで見ると、 画面周辺で画像が乱れるように見えますが、それより外では、また持ち直しているようです。
この収差については、”写真レンズの発展と基礎”(小倉敏布著、朝日ソノラマ)で次のように解説されています。  ”しかし、戦前のズマールやクセノンが設計されたころは、軸上の球面収差がゾナーよりも小さく出来ても、 画面中帯部に強いコマ収差が残存するというこのタイプの欠点を十分に克服できなかった。”


三脚を据えて 6x8 の標準レンズ110mmでの撮影です。EOS5Dでリヤシフトして9枚撮影し、 パノラマ合成しています。35mmフルサイズの約5倍の面積がありますので、約6,400万画素です。 右はオリジナルの画像をピクセル等倍で切り出したところ。。


こちらも 6x8cm 6,400万画素です。真ん中の写真はボケの様子。右の写真は、コマ収差らしきものです。


Summar 8cm/4.5


このズマール、鮮やかな色です。新緑がきれいに写し出されています。実際見た風景は、こんなにきれいじゃないです。


このズマールは逆光にも強いです。コーティングなしだと思います。全然期待していなかったズマール8cm/4.5ですが、かなり優秀なレンズのようです。