2007.10.3 Kino Plasmat 9cm F1.5 vs. F2.0
キノプラズマート 9cm F1.5 と F2.0 の比較

Hugo Meyer & Co Gorlitz Plasmat f:1.5 F=9cm D.R.P Dr. Rudolph Nr. 582679
Hugo Meyer & Co-Goerlitz No 291549 Plasmat 1:2 F-9cm D.R.P Dr. Rudolph

キノ・プラズマート 9cmが2本そろいましたので、比較をしてみました。


まずは曇り空にレンズを向けて、黄色い葉っぱのテスト。コーティングのないレンズには結構厳しい条件です。

(F1.5 F=1.5) / (F1.5 F=1.5 Pixel crop) <--------------------------> ( ) / ( )
F=1.5はF1.5のレンズでしかできません。ピクセル等倍では案外しっかりしていますね。ボケがぐるぐるです。

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(F1.5 F=2.0) / (F1.5 F=2.0 Pixel crop) <--------------------------> (F2.0 F=2.0) / (F2.0 F=2.0 Pixel crop)
ピクセル等倍の絵は似ていますが、後ろのボケはF1.51の方が大きいようです。F2.0の方はボケが小さく、落ち着いた感じ。

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(F1.5 F=4.0) / (F1.5 F=4.0 Pixel crop) <--------------------------> (F2.0 F=4.0) / (F2.0 F=4.0 Pixel crop)
F=4.0ではF1.5の方が急にシャープになるのに対し、F2.0の方はそれほど変わらず、まだぼんやりです。

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(F1.5 F=8.0) / (F1.5 F=8.0 Pixel crop) <--------------------------> (F2.0 F=8.0) / (F2.0 F=8.0 Pixel crop)
F=8.0は、ブレてるのやらピンボケやらで、このテストでははっきり分かりません。なぜか両方とも露出オーバーっぽく、コントラストが低下しています。


しばらくして日が差してきたので次は晴天順光のテスト。

(F1.5 F=1.5) / (F1.5 F=1.5 Pixel crop) <--------------------------> ( ) / ( )
やっぱり日が差すと光のニジミの様子がよくわかります。

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(F1.5 F=2.0) / (F1.5 F=2.0 Pixel crop) <--------------------------> (F2.0 F=2.0) / (F2.0 F=2.0 Pixel crop)
画面の中心付近はどちらもほとんど変わらないです。周辺の流れ方はF1.5の方が激しいです。

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(F1.5 F=4.0) / (F1.5 F=4.0 Pixel crop) <--------------------------> (F2.0 F=4.0) / (F2.0 F=4.0 Pixel crop)
F1.5の方はF=4.0で急激にシャープになります。F2.0の方は、まだぼんやりです。

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(F1.5 F=8.0) / (F1.5 F=8.0 Pixel crop) <--------------------------> (F2.0 F=8.0) / (F2.0 F=8.0 Pixel crop)
F=8.0まで絞るとどちらもシャープです。

これでだいたいはっきりしました。キノ・プラズマートは、多分口径食があり、最初の1絞りまたは2絞りは有効口径がそれほど変わりません。これがグルグルボケの原因になっているような気がします。それ以上絞ると一気に絞りの効果があらわれ、急にシャープになる、ということじゃないかと推測します。


さて、もうひとつ比較テスト。すでに日が沈んでいます。ピクセル等倍は省略。

(F1.5 F=1.5)


(F1.5 F=2.0) <-----> (F2.0 F=2.0)


(F1.5 F=4.0) <-----> (F2.0 F=4.0)


(F1.5 F=8.0) <-----> (F2.0 F=8.0)

露出の間違いなど細かいことはさておき、他のテストとだいたい同じ傾向を示します。