2007.11.11 Yokohma 横浜

Hugo Meyer No 291549. (Kino) Plasmat 1:2. F-9cm

Kino Plasmat 1:2/9cmだけ持って晴天の横浜を撮影してみたところ、使い方が少し分かってきました。

F=8.0 Right:Pixel Crop
F=8まで絞ればしっかりした絵になります。


F=5.6 with cutting halation, Right: Pixel Crop
こちらはF=5.6くらいですが、バックの光がにじんでいます。Kino Plasmat 1:1.5/9cmではF=5.6だと光はにじまないと思います。 つまりF=4とか5.6まで絞って、なお光のにじみを楽しみめるレンズということです。これは普通に考えるとダメなのですが、 古典レンズの楽しみという観点からはすばらしいと言えます。


F=5.6 Left: Without cutting halation, Right: With cutting halation by left hand to improve contrast.
ど逆光なので、深いフードを使っても左の写真のようにコントラストの低下は避けられません。 しかしながら、この状況でもハレ切りは有効です。手持ちですので、左手を使ってハレ切りしています。 左手が画面に少し見える程度にかざしてやると右の写真のように明らかな改善が見られます。


F=2.0 Right: Pixel crop
後ろのクリスマスツリーにピントを合わせたつもりです。ピントが合っていると思われる部分を拡大すると、 ひし形のような収差が見られます。前ボケはリングボケで、画面下部に口径食と思われるボケの欠けが見られます。


F=2.0 Right: Pixel crop
後ボケはこんな感じです。ダブルガウスと似ていますね。







横浜は既にクリスマスの装いです。Kino Plasmat 1:2/9cmはF=4.0から5.6あたりの微妙な光のじじみを楽しむレンズだと思います。 ですので、晴天や夜景など、強く光るものがあった方が、このレンズと分かりやすい写真が撮れます。 このあたりのことはフィルムだと大きくプリントしないと分かりませんが、デジタルだと簡単に分かるので、 案外デジタル向きのレンズかもしれません。