2008.4.12 Yoyogi park 代々木公園

Camera: Canon EOS 5D

Astro-Berlin No55977 C Gauss-Tachar 1:2 100mm
APOCHROMAT KINOPTIK PARIS F:2 FOCALE 100mm No 21529

DALLMEYER SUPER-SIX ANASTIGMAT F/1.9 F=3" 371051
DALLMEYER SPEED ANASTIGMAT F/1.5 F=3" 318147

RIETZSCHEL PROLINEAR F:1.9 / 13.5cm D R P 164290

Test 1: After the rain, Gauss-Tachar vs. Apochromat vs. Super-Six vs. Dallmeyer Speed vs. Prolinear

Gauss-Tacharと、プロジェクタ用のSuper-Sixと、プロリニアのテスト。
プロジェクタ用のSuper-Sixは安いものですが性能はシネカメラ用に負けていませんでした。周辺部分に関してはシネカメラ用よりも良いようです。 絞りがついていないので、開放のみですが、十分楽しめます。Dallmeyer Speed 1.5/3"はSuper-Sixとの比較用。
Gauss-Tacharはだいたい予想通りの描写でした。Apochromat 2/100はGauss-Tacharとの比較用。
Prolinearもだいたい予想通りの描写でした。


Test 1: After the rain, ISO=200

Astro-Berlin No55977 C Gauss-Tachar 1:2 100mm

--- F=1.5 1/3000 ------------- F=2.0 1/2000 ------------- F=2.8 1/2000 ---

--- F=1.5 1/3000 ------------- F=2.0 1/2000 ------------- F=2.8 1/2000 ---
開放F=2.0では光が滲みますが、F=2.8まで絞ればシャープです。


APOCHROMAT KINOPTIK PARIS F:2 FOCALE 100mm No 21529

--- F=1.5 1/3000 ------------- F=2.0 1/2000 ------------- F=2.8 1/2000 ---

--- F=1.5 1/3000 ------------- F=2.0 1/2000 ------------- F=2.8 1/2000 ---
Gauss-Tacharとの比較用。開放時のにじみはごくわずかです。


DALLMEYER SUPER-SIX ANASTIGMAT F/1.9 F=3" 371051

--- F=1.5 1/3000 ------------- F=1.9 1/2000 ------------- F=2.8 1/2000 ---

--- F=1.5 1/3000 ------------- F=1.9 1/2000 ------------- F=2.8 1/2000 ---
間違いなくスーパーシックスの描写です。レンズにSUPER-SIXと刻印してあるので、どう考えても確認の必要はないのですが。周辺も流れていません。


DALLMEYER SPEED ANASTIGMAT F/1.5 F=3" 318147

--- F=1.5 1/3000 ------------- F=2.0 1/2000 ------------- F=2.8 1/2000 ---

--- F=1.5 1/3000 ------------- F=2.0 1/2000 ------------- F=2.8 1/2000 ---
Super-Sixとの比較用。シネ用の3"は画面中心がシャープで、周辺が大きく流れます。


RIETZSCHEL PROLINEAR F:1.9 / 13.5cm D R P 164290

--- F=1.5 1/3000 ------------- F=1.9 1/2000 ------------- F=2.8 1/2000 ---

--- F=1.5 1/3000 ------------- F=1.9 1/2000 ------------- F=2.8 1/2000 ---
トリプレットの後玉を2枚に割ったスピーディック型のレンズは普通F=2.5なのですが、それを無理にF=1.9までこじあけていますので、まあこれくらいの画質だと思います。そのチャレンジには共感しますが、やはり4枚玉でF=1.9というのは苦しいです。レンズを6枚使って開放からシャープなエルノスター 1.8/105mmには1ラウンドKO負けを覚悟しなければなりません。ただ、その迫力ある外観と希少性を大いに楽しめるレンズであることは間違いありません。


Astro-Berlin No55977 C Gauss-Tachar 1:2 100mm

解放ではベイリンググレアが少し出ます。Apochromatの比較用の写真を掲載しました。








F=2.0, Right: Pixel crop


Left: F=2.0, Right: F=8.0
このようなバックに木漏れ日にある条件では、絞るにつれてバックの光が回折し、コントラストが低下するようです。このような条件で絞る時には注意が必要です。


APOCHROMAT KINOPTIK PARIS F:2 FOCALE 100mm No 21529

Gauss-TacharとF=2.0での比較用。開放からシャープです。


DALLMEYER SUPER-SIX ANASTIGMAT F/1.9 F=3" 371051










F=1.9, Right: Pixel crop


F=1.9
幸運にも安く買えたプロジェクタ用のスーパーシックスが、予想以上の出来で大変満足しました。シネカメラ用のSuper-Six 3"やSpeed 3"とは違い、35mmフルサイズでも周辺は乱れません。どちらかというとSuper-Six 4"に近い写りです。絞りがついていませんので、F=1.9固定です。ISO=50, 1/8000であれば、ほとんどの場合露出オーバーは回避できます。


RIETZSCHEL PROLINEAR F:1.9 / 13.5cm D R P 164290

F=5.6, Right: Pixel crop


F=1.9, Right: Pixel crop


F=5.6, Right: Pixel crop


F=1.9, Right: Pixel crop


Left: F=2.8, Right: F=11

開放では大甘ですし、絞るとコントラストが低下しますが、そんな細かいことを気にするレンズではありません。大正末期に始まった大口径レンズ競争を大いに楽しみましょう。