2008.8.17 Prolinior outdoor プロリニアを外に持ち出す

Camera: Cambo SCIII 5x7inch, Canon EOS 5D
Lens: RIETZSCHEL PROLINEAR F:1.9 / 13.5cm D R P 164290

RIETZSCHEL PROLINEAR F:1.9 / 13.5cmがF1.9で5x7inchをカバーするようなのですが、部屋の中にはまともな被写体がないので、 外に持ち出すことにしました。わずか200mほど先の鶴見川まで機材を運ぶのに一苦労。5x7カメラ、三脚2台、レンズなどで総重量15Kgほどです。 近くなので徒歩で向かったのですが、暑い。炎天下をよろよろと歩いて、何とか川までたどり着き、 撮影しようとカメラをセッティングしているうちに曇ってしまいました。幸いにも夕立ちは降らなかったのですが、やっぱり近くでも車で出かけるべきですね。

撮影方法は一昨日と同じく、Cambo SCII 5x7のピントグラスをEOS 5Dで撮影するという方法です。


31mm sample picture by EF 17-40m F4L
まず35mm換算の焦点距離ですが、一昨日35mmくらいだと書きましたが、だいたいそれくらいのようです。 参考までにズームレンズで撮影した31mmの画像をのせます。評価しやすい風景を探す予定だったのですが、荷物が重くてこれ以上歩けず、 こんな冴えない風景になりました。


F=1.9 No Tilt チルトなし
遠方の家にピントを合わせています。画面の端でもそれほど流れていないようです。F=1.9ですので、手前の草にはピントは来ません。


F=1.9 Tilt downword 下向きティルト
F=1.9で少しチルトしても、中心部分はシャープです。35mmでテストした時とは印象が違います。大判で実力を発揮するレンズだと思います。
一昨日、少しアオレば全面にピントが来るのではないかと書きましたが、5x7でアオルにはイメージサークルが足りず、ほんの少しチルトしただけでも、 ケラレてしまいます。ですので、正しくは、5x7ではアオレない。4x5であれば十分アオレる。


F=4.0 No tilt チルトなし
F=4だとシャープになりますが、ピントグラスは写しにくくなります。ピントグラスが暗くなるためです。


F=8.0 No Tilt チルトなし
F=8だとさらにシャープになりますが、ほとんどEOS 5Dで写すのは無理です。ピントグラスとデジカメの間を完全に暗室化してやる必要があります。 今回は黒い布で簡単に覆っただけでしたので、遮光は不完全でした。今回、夕方に東を撮影したので順光だったのですが、順光は案外難しい条件でした。 なぜなら、光が後ろから来るので、黒い布の間から入った光がピントグラスの反射してしまうのです。逆光か、または太陽が真上にある正午あたりの方が 良かったかもしれません。

家を出てから、ピントグラスを見るためのルーペを忘れたのに気づきましたが、引き返す気になれず、今日はルーペなしで行こうと決めました。 しかし、実際にはルーペなしではピント合わせができず困ってしまいた。ルーペのひもとピントグラスに結びつけておかないといけないですね。 しかたなく代用品を探したところ、EOS 5DについていたOlympus Macro 50mm F3.5がルーペとして立派に使えることが分かりました。手元にあるホースマンの7倍ルーペよりは少し 倍率が低め(たぶん5x - 6xくらい)です。Olympus Macro 50mm F3.5の方がクリアで視野が広く、代用品というよりは高級ルーペですね。