2008.12.20 Angenieux P1 1.8/90mm vs. Canon EF 1.8/85mm

Camera: EOS 10D
P. ANGENIUX PARIS F.90 1:1.8 TYPE P1
CANON EF 85mm F1.8 USM

Angenieux P1 1.8/90mm vs. Canon EF 1.8/85mm Comparison

Camera: Kenko DSC50N (Handmade D mount)
ZUNOW-ELMO Cine 1:1.1 F=38mm No 42165 ZUNOW Opt. Japan


Angenieux P1 1.8/90mm vs. Canon EF 1.8/85mm Comparison

Angenieux P1 1.8/90mmは雑誌では、”柔らかい”、”開放でにじむ”、立体感がある”、”独特の発色”、”どぎつくない”、なと言われています。 しかしながら、ぶねさんにお借りしたこの個体は、開放からシャープですっきりとした写りです。 特に柔らかいとか、にじむとか、独特の発色とかは感じられません。レンズ構成は典型的なエルノスター型ですので、シャープな描写の方が理解しやすいです。 ダブルガウス型に比べると、わずかに線が太く力強いという感じはします。どちらかというと、キヤノンの現行レンズであるEF 1.8/85mmと似た描写のように感じられました。ということで、できるだけ先入観なしで比較してみたいと思います。


Angenieux P1 <-- F=1.8 --> EF 1.8/85mm


Angenieux P1 (Pixel crop) <-- F=1.8 --> EF 1.8/85mm (Pixel crop)
これは驚きました。ピントの手前と後ろで色が違います。しかもAngenieux P1とCanon EF 1.8/85mmで同じ傾向を示します。多分レンズの色収差が出ているのだと思います。シャープネス、コントラストともにわずかにキヤノンの方が高いですが、 ほとんど区別がつきません。実際、データを整理するとき、EXIF情報を何度も確認しないと、どちらのレンズで撮影した画像か間違えそうでした。


EF 1.8/85mm F=1.8 (out of focus)
これは色収差ではなくて、EOS 10Dの偽色ではないかとの疑いもあるのですが、そろばんから完全にピントがはずれた画像では問題ありません。Angenieux P1は5Dでは使えないため、10Dしか持って行かなかったのですが、次の機会に5Dでも試してみたいと思います。


Angenieux P1 <-- F=1.8 --> EF 1.8/85mm


Angenieux P1 (Pixel crop) <-- F=1.8 --> EF 1.8/85mm (Pixel crop)
ちょっとピント位置が違うので比較しづらいですが、やはり良く似ています。


Angenieux P1 <-- F=1.8 --> EF 1.8/85mm


Angenieux P1 (Pixel crop) <-- F=1.8 --> EF 1.8/85mm (Pixel crop)
同じようなアースカラーの写真ばかりですが、やっぱり同じに見えます。もう少し違う色で比較しないといけませんね。


Angenieux P1 <-- F=1.8 --> EF 1.8/85mm


Angenieux P1 (Pixel crop) <-- F=1.8 --> EF 1.8/85mm (Pixel crop)
違う餅にピントが来てしまいましたが、やっぱり良く似ています。
ということで、今日の条件では、Angenieux P1 1.8/90mmとCanon EF 1.8/85mmは区別がつかない、という結論でした。 それどころか、色収差の傾向まで似ているようです。ちなみにWBは太陽光で固定。フォーカスと露出はすべてマニュアル設定。


P. ANGENIUX PARIS F.90 1:1.8 TYPE P1




F=1.8, Right: Pixel crop
10DでISO 800だとノイズが目立つことを、すっかり忘れていました。5Dだと気にならないのですが、10Dだと注意しないといけないですね。


F=1.8


ZUNOW-ELMO Cine 1:1.1 F=38mm No 42165 ZUNOW Opt. Japan




F=1.1, Right: Pixel crop


F=1.1
安物のトイカメラですが12M Pixelモードで記録すると、なかなかスムーズな画像になります。 シャープネスなどの細かいことはよく分かりませんが、雰囲気は十分分かります。 しかし、こんな望遠レンズでスムーズに8mm映画を撮影するのは、かなりの技術が必要だったと思われます。